波瑠(26)鈴木京香(49)が共演するテレビ朝日系連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(木曜午後9時)の第2回が26日に放送され、平均視聴率が12・8%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は14・7%だった。

 波瑠が演じる肉体派熱血刑事の矢代朋と、鈴木が演じる頭脳派刑事の鳴海理沙がコンビを組み、未解決事件を解決していく物語。正義感と情熱、直感を武器に、なりふり構わず無鉄砲な捜査をする真っすぐな朋と、わずかな文章から書き手の性格や思考を言い当てる文書解読のエキスパートで、「人より文字が好き」と豪語する理沙という正反対の2人が、文書捜査を進めていく。

 第2回は、大手IT企業の社長令嬢の誘拐事件発生から物語が始まる。朋も、早期解決を目指す捜査本部から招集される。犯人が誘拐した娘の声を電話で父親に聞かせた時に、娘は「かもめ」とだけ口にした。これを朋から聞いた理沙は12年前の未解決事件を思い出す。その事件でも、誘拐された娘が「かもめ」という言葉を発していたのだ。しかもその事件が、理沙を人嫌いの性格にさせた原因にもなっていたという展開だった。

 12年前の誘拐事件の被害に遭った親子の母親をゲスト出演の高岡早紀が演じた。