ジャニーズJr内ユニットHiHi Jetsと東京B少年が29日、東京・日比谷のシアタークリエで、ライブイベント「ジャニーズ銀座」の初日公演を開催した。ジャニーズソングとミュージカルを融合した「ジャニカル」がテーマ。2020年の東京オリンピックを前に、日本のエンターテインメントの聖地銀座・日比谷エリアで躍動した。

 ジャニーズタレントの曲を歌い、創作ドラマも披露。先月開業した東京ミッドタウン日比谷が劇中に登場するなど、日比谷・銀座エリアの立地をいかした演出も。猪狩蒼弥(15)は「東京五輪まであと2年。この会場から日比谷ミッドタウンの距離くらい、すぐそこに迫ってますよね。どなたが見ても見応えのある公演にしたい」と意気込んだ。

 この日は近藤真彦(53)の「スニーカーぶる~す」や嵐の「迷宮ラブソング」などを歌唱。5月23日にデビューを控えたKing&Princeを応援する意図で、同グループのデビューシングル「シンデレラガール」も歌った。

 藤井直樹(17)は「ちょっと前まですぐ前で踊っていた先輩の背中が遠くに行ってしまった感じですが、いつか自分たちもそこ(デビュー)にいけるように頑張りたい」と話した。

 ◆HiHi Jets(ハイハイジェッツ)15年10月に誕生。ローラースケートのパフォーマンスを特技としている。今年2月に作間龍斗(15)が加入するなど、メンバー変遷を経て現在は5人組で、平均年齢16・4歳。

 ◆東京B少年(とうきょうビーしょうねん)16年11月、5人組で誕生。ジャニー喜多川氏によるとユニット名の由来は「自分から美少年と言うのはおこがましいからBにした」。昨年4月に金指一世(14)が加入。平均年齢15・5歳。