TOKIOの国分太一(43)が、脊髄損傷の大けがを負い、両下肢麻痺のため歩くことや脚を動かすことができない状態だと明かした仮面女子の猪狩ともか(26)にエールを送った。

 9日放送のTBS系「ビビット」は、猪狩が今年4月、都内で歩行中に倒れてきた看板にあたり大けがを負った事故について取り上げ、リハビリに励む現在の様子も伝えた。

 退院後には車椅子で芸能活動を継続する意欲を見せている猪狩に、国分は「猪狩さんは本当に強い方ですね。前向きで、まだ事故が起きて間もないのにもかかわらず、自分で早くも目標を見つけて前に進んでいく。そしてリハビリを見ていても笑顔でやっている」と感銘を受けた。

 堀尾正明アナウンサーは「まさにアイドル。勇気と希望と明るい気持ちにしてくれるアイドルっていっぱいいますけど、プロ中のプロですよ」と称賛。国分も「僕たちが勇気を与えなきゃいけない時間だと思うんですけど、今まさに猪狩さんから私たちは元気をもらってる」と同意した。

 また国分は、猪狩が仮面女子としての活動も続ける意向を示していることに、アイドルグループの先輩として「グループっていうのは仲間がいる、その心強さがあると思う。今回、ほかのメンバーの方もショックを受けていると思いますけど、この事故とほかのメンバーの皆さんも向き合っていって、どんな活動ができるか、そういうことを今後、考えていく必要がありますよね。そしてまた成長していくんだと思う」とコメント。「猪狩さんは、自分が何ができるのか、何を伝えたいのかっていうことを見極めていって、自分のステージ自体を大きくしてもらいたい。いろんなところに猪狩さんのスポットライトはありますから。あせらず、ゆっくりとでもいいですから前に進んでもらいたいですね」とエールを送った。