伊藤英明や岩城滉一、DAIGO、吉岡里帆らが所属する芸能事務所「エー・チーム」の小笠原明男社長(享年62)の通夜が11日、都内の青山葬儀所で営まれた。小笠原さんは8日に大腸がんのため都内の病院で亡くなった。

 放心状態のまま報道陣の取材に応じた吉岡は「私が渡したお守りをずっと携帯ケースに入れてくださっていたんです。記事にするなら、優しくて人情があってかっこよくて、お客さんのことばかり考えていた人だったと書いて下さい。お願いします!」と、号泣しながら懇願した。

 かつての小笠原さんが担当マネジャーだった石田純一(64)は「売れない20代は2人でよく朝まで飲み歩いた。楽しい男だった。最後に成功してこんな大勢参列してくれてすばらしいですよ」と目頭を押さえた。ほかにも青木功や松山千春、中村勘九郎夫妻、山崎努、陣内孝則、三池崇史監督らを含めて、約2000人が弔問に訪れた。