演歌歌手水森かおり(44)が17日、新曲「水に咲く花・支笏湖へ」(3月20日発売)の舞台である北海道・千歳市の支笏湖を訪れ、新曲を猛烈にアピールした。

 “ご当地ソングの女王”の異名を持つ水森にとって、アルバムとシングルを合わせると、ちょうど100曲目のご当地ソング。北海道を舞台にした曲は11曲目だ。「最初のころは『全国制覇をします』と冗談で言っていたのに、47都道府県の全国制覇まであと4県になりました。これからも1曲1曲を大切に積み重ねていきたい」と意欲を見せた。

 支笏湖では地元の支笏湖小の児童6人とヒメマスの稚魚約1000匹を放流。「子供たちも稚魚たちもスクスク育って欲しい」と願いながらバケツで湖に放った。

 放流の後には、地元の道の駅「サーモンパーク千歳」で歌唱イベントを実施。新曲や「鳥取砂丘」など4曲の歌唱で約600人のファンを喜ばせた。イベント内では、千歳市で初めての「観光PR大使」に委嘱された。同市の観光連盟会長・滝沢順久氏は「今年の紅白歌合戦は、この曲で大トリを務めてほしい」と激励。「頑張ります。大切に歌っていきます」と応えた。

 支笏湖は日本有数の透明度を誇る。「水がすごくきれい。歌を通じて支笏湖の魅力も伝えていきたい」。恋の行方について聞くと、「それについては不透明なんです」。いつまでも“歌が恋人”だと強調していた。