男性6人組ダンス&ボーカルユニット超特急がデビュー6周年を迎えた10日、神戸ワールド記念ホールで春のアリーナツアーの最終公演を開催した。約1万人のファンに「バッタマン」など24曲を披露した。

 360度のステージパフォーマンスで、リョウガ(23)が会場を見渡し「全員1人残さず幸せにします」と呼び掛けると、大歓声を受けた。本編最後の「Party Maker」では、同曲のPVを再現しシャツを引きちぎり、胸をはだけて水を掛ける熱いステージを披露した。

 8月8日に発売される新曲「Jesus」が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ「ヒモメン」(土曜、午後11時15分)の主題歌に決定したことが発表された。カイ(23)は囲み取材で「ドラマのストーリーにピッタリな曲。主題歌をきっかけに僕らのことを知ってくれる方が増えれば」とPRした。1月にコーイチが脱退後、初のツアーとなったがパワフルなステージでファンを魅了、2都市4公演で5万人を動員した。

 6周年を迎えたことについて、ライブの総合演出も務めたユーキ(23)は囲み取材で、「デビュー日にライブができて光栄」。カイは「7周年も8周年も8号車(ファン)の方と一緒に過ごせたらうれしい」と話した。【上岡豊】