演歌歌手神野美伽(52)が23日、出身地の大阪・貝塚市で「中野ひろしとスイング・ガイズ・オーケストラ」にゲスト出演した。

 「スイング-」は50年以上の歴史を誇る老舗のビッグバンド。

 いつもの着物姿でなく、ピンクのセクシーなドレス姿で登場すると、ビッグバンドの重厚なサウンドに乗って、江利チエミ「カモナマイハウス」、美空ひばり「真赤な太陽」とオリジナル曲「あんたの大阪」の3曲を歌唱した。「ビッグバンドのサウンドは気持ち良くてやみつきになりそう。半端ないって!」。

 また、大阪北部地震についても「悲しい出来事が起きてしまいました。地元大阪に少しでも、歌で元気をお届け出来れば」と話した。

 ここ数年、神野は演歌とロック、ジャズなど他ジャンルとのコラボレーションを国内外で積極的に行っている。「根底にあるのは『演歌・歌謡曲の可能性を試したい』という思い」だという。

 8月3日には、福島県でロックフェス「オハラブレイク」に出演し、同31日にはブルーノート名古屋でライブを行う。

 35周年の節目を全速で突っ走っている。