“無名のスーパースター”の異名を持つ実力派歌手の日高正人(74)が29日、神奈川・秦野市で「第41回日高正人&いもづるの会コンサート」を開催した。

 数多くのゲストが登場し、終盤には山内恵介も友情出演。日高自身は「木守り望郷歌」などを歌い、最後は出演者全員の「上を向いて歩こう」で締めくくった。

 83年に日本武道館に1万2000人を集めた実績を持つ日高だが、熱い思いは消えていない。「『夢は必ずかなう!』と、いもづるのメンバーに伝え、ともに活動しております。今までともに歩んで来たいもづるのメンバーと一緒に、もう1回武道館を目指します」と宣言した。

 いもづるの会コンサートにこれまでも何度も参加してきた山内は「日高さんとは10年来の先輩後輩で、歌はもちろん、人として、歌手の道を教えていただきました。数多くの歌仲間が、いもづるとなって演歌の素晴らしさを伝えられればと願っております」と語った。