NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)の革命編が15日からスタートし、関東地区の平均視聴率が12・2%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまで同作の関東地区の最高視聴率は、2月4日の放送で記録した15・5%、最低は4月29日放送の11・1%。最近は13%前後で推移していた。

 革命編を前に、6月にNHKで行われた会見で主演の鈴木亮平は「吉之助さんの人生を生きてみて分かったのは、本当に流刑の島から戻ってからの人生は怒濤(どとう)だなと。1年たたないうちに、禁門の変があり、長州征伐があり、一瞬にして薩摩の大ヒーローなる。ここからの人生は、前半の人生がいろんなことがあって苦労してきた分、一気に西郷さんの才能が開花していくエネルギッシュな話になっています」とPRしていた。

 15日の放送では、薩摩に戻った吉之助(鈴木亮平)が、一蔵(瑛太)の求めに応じて京へ向かうが、そんな西郷のうわさ話に花咲かせる勝海舟(遠藤憲一)と坂本龍馬(小栗旬)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶)が登場していた。