作家でブロガーのはあちゅうさん(32)が、タレントのぱいぱいでか美らを「キワモノ」と表現したことで炎上騒ぎとなり謝罪したが、無関係のネットユーザーから謝罪を要求されることに疑問を示した。

 はあちゅうさんは、事実婚相手のAV男優しみけんについて爆笑問題の太田光がラジオ番組で「ろくでなし子と結婚してほしかったな、しみけんは。あとは、ぱいぱいでか美とか」と、女性器を模したアート作品で物議をかもした漫画家や、芸名にインパクトがあるタレントの名前を持ち出してコメントしたことに嫌悪感を抱き、24日に「爆笑問題さんにとってわからないものは全部キワモノ枠だし、キワモノはキワモノ同士くっつけとけって思ってるんだな。人を見下してるよ」とツイート。ぱいぱいでか美らを「キワモノ」と表現したことなどで批判を浴び、当該ツイートを削除して当人に謝罪する騒ぎに発展していた。

 はあちゅうさんは26日にニコニコ生放送で配信を行い、一連の騒動に言及。太田の発言によって「『こいつら、からかっていいんだ』っていう風潮に追い風が入ってまた中傷が増えるんじゃないの、アンチに力を与えちゃうんじゃないの」と危惧し、ツイートしたと説明した。

 しかし自身の「キワモノ」発言について、「感情的になって、私の言葉が悪かった。あまりにも感情的になってたからちょっと失礼な言い方をしちゃいました」と反省。共演者から謝罪をうながされ、「本当に申し訳ありませんでした。言葉の選び方がまずかったなと思いました」とカメラに向かって頭を下げた。

 しかしその後、「謝らなければいけないのはろくでなし子さんとぱいぱいさんで、2人ともそれについてはコメントはしてくださってるので、周りの人から『謝罪しろ、謝罪しろ』って言われ続けるのはつらい」と納得がいかない様子だったはあちゅうさん。翌27日にはツイッターのサブアカウントで、「昨日ニコ生で謝罪しろと言われて謝罪してしまったことを今更ながら大後悔している。『謝れ謝れ!』って言ってくる関係ない人たちに謝ることなかった」と後悔し、「謝らなきゃいけない相手は当事者だけだ。勝手に騒いでる人に頭下げる理由なかった。 今後は毅然としてよう...。反省」とつづった。