韓国人歌手チェウニ(54)が28日、東京・品川区のきゅりあん(品川区立総合区民会館)で、日本に本格的に進出をして20周年記念となるコンサートを行った。

99年に「トーキョー・トワイライト」を歌唱した当時のことを「最初は言葉も分からず、文化の違いもあって大変だった」と振り返った。

この20年で最もつらかったのは2度の大病をしたこと。02年には子宮線筋症の手術を行った。ホルモン治療の副作用で声質が変わり、マイクを持つ手が震えていたこともあった。翌年には腸閉塞(へいそく)で約1カ月、ステージに立てなかった。「私は歌っている時が一番幸せなんです。だから、歌えない時は本当につらかった」。

現在は体調管理のためにホットヨガを始め、「すごく体調がいい」と笑顔で話した。歌うことが「天職です」と公言し、「20年後ももちろん歌っています。声が出る限り頑張ります」と誓った。

14年に結婚をした日本人男性(58)との夫婦生活も順調だ。「この年だから、ラブラブみたいなのはないけれど、年相応の恋をしています」。

公私ともに順調のチェウニ。ライブは約2時間で22曲を歌唱した。