King&Prince平野紫耀(21)が9日、都内で、主演映画「ういらぶ。」(佐藤祐市監督、11月9日公開)の完成披露試写会に出席した。

桜井日奈子(21)演じる幼なじみと、互いに好き同士なのに思いを伝えられない関係を演じる。玉城ティナ(21)磯村勇斗(26)を合わせた4人は同じマンションに住む幼なじみの仲良しグループだったが、そこに突如、「好きなら好きとはっきり言う」タイプのライバル兄弟(伊藤健太郎&桜田ひより)が出現し、2人の恋と4人の友情は思わぬ方向に動いていく。この日の舞台あいさつには6人と佐藤監督が登壇した。

平野は、桜井演じる優羽が好きすぎるあまり「ゴミ」などと暴言を吐いてしまう“こじらせドS男子”の凛を演じた。「僕自身Sではないけど、Mでもない」と前置きしつつ、撮影を振り返って「女性に『ゴミ』って言うのは心が痛いと思いながらやらせていただきました」と話した。

磯村は撮影でのエピソードを聞かれると、クランクアップした日の夜、宿泊先のホテルのドアの下から「ピュっとお菓子が出てきた」ことを明かした。

怪奇現象か? と思いきや、「ドアの下からのぞいてみたら、紫耀くんが下からお菓子を入れてて、『なんてかわいいやつだ』って思った」と磯村。主演を務めた平野の、共演者に対する粋な計らいだったようだ。

他のキャストは、これが平野の仕業だと知らなかった様子。思わぬところで暴露された平野は、「見られてると思ってなかった! 誰にもばれてないと思ってた!」と赤面していた。

また佐藤監督は舞台あいさつ冒頭で、「平野君が『明日の(ニュースの)ヘッドラインは僕が作る』と言っていたので、明日のスポーツ新聞が楽しみです」と、平野にプレッシャーをかけていた。

その後も「(撮影中に)『俺、目が乾燥肌でやべー』って言ってましたよね」などといじり倒す監督にやられっぱなしの平野だったが、監督がKing&Princeファンを「ティアラー」と呼んだところで目がギラリ。「“ティアラー”、訂正させてください。それだとマヨラーみたいになっちゃう。“ティアラ”です」と監督に反撃し、一矢報いていた。