米国時間の9日夜、アメリカン・ミュージック・アウォード賞(AMA)授賞式が開かれ、テイラー・スウィフト(28)が女性アーティスト史上、最多のAMA受賞記録を達成した。

スウィフトはツアー・オブ・ザ・イヤー賞、お気に入りのアルバム賞ポップ/ロック部門、お気に入りの女性アーティスト賞、プレスティージャス・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞の4部門に輝き、同授賞式で計23本目のトロフィーを獲得。これにより、ホイットニー・ヒューストンさんの記録を破り、あと1本でマイケル・ジャクソンさんと肩を並べることになる。

ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開かれた同授賞式のオープニングを飾り、「IDidSomethingBad」を演奏したスウィフトは受賞スピーチで、「本当にありがとう。私は常に、アルバムを自分の人生の章だと思っています。人生の新たな章に、さらに興奮しています」と語った。

この他、ラップ歌手ポスト・マローンが、お気に入りの男性アーティスト賞ポップ/ロック部門と、お気に入りのアルバム賞ヒップホップ部門で受賞。同賞R&B部門の男性アーティストではシンガー・ソングライターのカリード、女性アーティストではリアーナが受賞した。

また、ヤング・サグとコラボした「Havana」が世界的ヒットとなった元フィフス・ハーモニーのカミラ・カベロが、お気に入りのミュージック・ビデオ賞、ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー、コラボレーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した。(ニューヨーク=鹿目直子)