演歌歌手水森かおり(45)が15日、神奈川・相模原市のレジャー施設「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」で、巨大アスレチックに挑戦した。

「歌と何の関係もない」と、水森自身が苦笑しながらも、3年前から続いている恒例のチャレンジシリーズ第4弾。15年はバンジージャンプ、16年はイルカショー、そして昨年は「1日動物飼育員」だった。

この日は、標高370メートルの崖にせり出す高さ16メートルの施設「マッスルモンスター」に命綱を付けて向き合った。下を向くと目がクラクラするような高さだが、「何事も勇気を持ってやれば大丈夫」と気合を入れながら1歩を踏みだした。

時折、強風が吹いて、足もとの綱が何度も揺れた。見守っていたファン50人からは「もう止めて」「その先に行かないで」の声が飛んだが、「そう言われると行きたくなるんです」と笑顔を絶やさずに挑み続けた。

無事に終了した後には「腰に付けた安全ひもが股間に食い込んで…。でも、食い込めば食い込むほど、やる気が出ました」と“絶口調”で笑わせる余裕も見せた。

今年3月に発売した、24年目の勝負曲「水に咲く花・支笏湖へ」が13万枚を突破するヒット。この勢いのまま、16年連続となるNHK紅白歌合戦への出場への期待も高まっている。「気合十分です。今年の残りの時間を一生懸命に頑張ってよい結果を出したい。前だけを見ていきます」と決意を語った。

紅白では巨大衣装が“定番”となっているが、このチャレンジシリーズもすっかり定着してきた。来年は5回の節目。「サーカスに挑みたい」と新たな試練を口にした。