沢口靖子(53)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の25日2回の平均視聴率(関東地区)が11・2%だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は13・4%だった。

沢口演じる京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む人気シリーズ。99年にスタートし、現行ドラマでは最も長く続いている。

第2話のゲストは雛形あきこ、宮本真希、阿南敦子、小野真弓ほか。

深夜のとある山中で西脇みのり(雛形)、小笠原史(宮本)、蓮見奈緒(阿南)が男の死体を埋めている。万全を期していたが土砂崩れが発生し、2日後に遺体が発見される。

マリコらの鑑定で、遺体の身元がイタリアンシェフの伊藤洋市と判明。妻の佳美(小野)は、東京に行くため家を空けると洋市からメールをもらっていた。しかし従業員によれば、事件当夜は京都市内の2号店へ出掛けていたという。

2号店が殺害現場かもしれないとにらんだマリコは、証拠がないか店内を捜査。その様子をみのりたちはペットカメラで見守る。マリコは科学捜査を駆使して彼女らの隠蔽(いんぺい)工作を少しずつ暴いていくのだった。