カリフォルニア州南部で発生した山火事で、マリブの自宅から避難したレディー・ガガ(32)が11日、地域の避難所でボランティア活動を行ったことがわかった。

米情報サイトTMZによると、ガガは先週、マリブ地域で起きた大規模な山火事により、自宅から避難した数日後、同地域の高校内に設置された赤十字の緊急避難所に立ち寄り、ボランティアの人々や避難者らをサポートしたという。

ガガは避難者たちと記念撮影をしたり、98歳の女性のために歌を歌うなどして1時間半ほど過ごし、「お互いに知らないけれど、私はあなたたちを愛しています。これは緊急事態ですが、皆さんは1人ではありません」と激励したという。

ガガはまたSNSで、休みなく消火活動にあたる消防隊員らに向けて、「炎と闘い続けている消防士の皆さんに、本当に感謝しています。あなたたちは私のヒーローです」と、ほめたたえるメッセージを投稿している。

10日朝、山火事により、マリブの自宅から避難したことをインスタグラムで明かしたガガは、自宅が煙に包まれる中、避難する様子が映ったビデオも公開。「山火事で家や愛する人々を失った方々に、深く同情しています。私もまた、自分の家が燃えてしまうのかと思いながらここにいます。今の私たちにできるのは、一緒に祈ることだけです」とメッセージしていた。(ニューヨーク=鹿目直子)