北大路欣也(75)が1月期のテレビ東京系ドラマ「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」(金曜午後8時)に主演することが25日、分かった。

昭和から平成にかけての新宿の街並みを詳細に記憶するベテラン刑事、鬼塚一路を演じる。

共演はキャリア刑事、神啓太郎役の風間俊介(35)と新人警察官、遠山咲役の上白石萌音(20)。北大路と風間の実年齢差は40歳。若手とチームを組み、本格刑事ドラマを演じる。同局では、7月期小泉孝太郎主演「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」、10月期寺島進主演「駐在刑事」に続き、13年の放送枠創設以来初の3期連続の刑事物。人気ジャンルの系譜を受け継ぐ。

北大路が演じる鬼塚は定年間際に関わった事件により負傷し車いす生活となるが、抜群の記憶力と若手2人の足を武器に、新宿で起こる事件を解決していく。北大路は、車いすながら職務を諦めない鬼塚について「最後まで自分に与えられた仕事をやり切ろうと思っている人で、非常に責任感がある」と語る。

若手2人は、北大路とセリフを交わす共演は初めて。大先輩の北大路主演ドラマと聞き、風間は「ぜひ、出演したい ! 」とオファーを受けた時のことを回想。「目の前でお芝居を見られることが楽しみなのと同時に、しっかり受け止められるよう、心の準備をしておこうと思います」と来月のクランクインを心待ちにする。上白石は初の社会人役。「熱く真っすぐに勢いよく突っ走りたいと思います」と意気込んだ。