2016年の離婚申請以来、泥沼の争いが続いていたブラッド・ピット(54)とアンジェリーナ・ジョリー(43)が、6人の子供たちの親権問題でようやく合意。次は財産に関する話し合いが進められているといわれる中、ピットが総資産の半分の1億ドル(約112億円)をジョリーに支払うことになりそうだとの報道が浮上した。

内部関係者は米情報サイトRadarOnlineに、「ブラッドは養育費の他に、生活費、教育費、警備費用、その他の支払いも負担しており、子供たちが21歳になるまでそれが続く」と話す。

やっとのことで、6人の子供たちの共同親権を分かち合うことで決着をつけたピットだが、関係者は、「彼は子供たちを取り戻したが、自分が老人になるまで、すべての費用を負担しなくてはならないという新たな現実に直面している」としている。

同サイトによると、ピットとジョリーは婚前協約を交わしていなかったため、カリフォルニア州の法律に従えば、離婚による財産分与は半分ずつになるという。

関係者はさらに、「双方の間で、離婚の話し合いに時間がかかっていたのはそのためだ。ブラッドは精一杯、闘おうとしたが、アンジーに彼の総資産の半分を持っていかれることを阻止することはできなかった」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)