パーソナリティー浜村淳(83)が20日、大阪市のあべのアポロシネマで行われた映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督、28日公開)の試写会でトークショーを行った。

同映画は大泉洋が主演し、筋ジストロフィーの体で自立生活を貫いた鹿野靖明さん(59~02年)の実話に基づく作品。

映画が大好きな浜村は「私だけの考えですよ」と前置きしながら「今年の日本の映画を振り返ると、最優秀主演男優賞は大泉洋さん。最優秀主演女優賞は『人魚の眠る家』で大熱演した篠原涼子さん」と話した。

試写会はMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(月~土曜午前8時)のリスナーが参加した。会場には同年代も多く、浜村は「映画は認知症の予防にもなる。映画をみると非常に情緒が豊かになり、自分をまったく経験できない遠い世界に連れていってくれる。経験できない人生を味わせてくれる。遠い未来にも連れていってくれる」と熱弁し、「みなさん、映画をたくさんみてください」と呼びかけた。