パワハラと猛暑と突如の貴乃花親方引退などで揺れた2018年、あなたにとってはどんな1年でしたか? 日刊スポーツでは今年の重大ニュースについて、インターネット投票(23~27日)を実施した。その結果をそれほど踏まえずに漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」を制した若手漫才コンビ霜降り明星のせいや(26)と粗品(25)にこの1年を自由に斬ってもらった。【取材・構成=寺沢卓】

★金足農が注目されて、春夏連覇2度目の偉業の大阪桐蔭がかすんでしまった

せいや もうね、大阪のみんなも、なんだか金足農の応援ですわ。関西の人間、人情に弱い。でも、勝った方もホメたってや。

粗品 インターネットとかでもみんな「かなのう、サイコー」とかネットに左右されたらあかん。オレはその気持ち、分かるで、よう分かる。M-1で優勝してるのに和牛さんの方がおもろかった、とか2ちゃんねるで…

せいや こらぁ~、ネット、気にしてるの、オマエやないかぁ~!

粗品 優勝したのに注目されないのは、元親方の引退で九州場所優勝したことが吹っ飛んだ貴景勝や。もう、こうなったら、ウチの焼き肉店で大阪桐蔭ナインと貴景勝とオレらで優勝残念会しよか。

せいや コラ、高校生に酒飲ませたらあかんぞ。しゃーないから炭酸水のキャップでも探してもらうか。

粗品 その代わり、ボランティアやでぇ。

▼重大ニュース経過 日刊スポーツではホームページ「ニッカンコム」で12月23日から27日午後1時まで「あなたが選ぶ2018年重大ニュース」と題してネットアンケートを実施。スポーツから芸能、社会まで42項目の中から1人5項目を選んでいただきました。有効投票1万3283票で、断トツはフィギュアスケート羽生結弦選手(24)の五輪連覇で5046票。2位は猛暑や豪雨など列島を襲った異常気象、3位は平成最後のシンデレラガール大坂なおみ選手(21)の全米オープン制覇でした。ご協力いただき、ありがとうございました。