20周年を迎えた嵐は、「嵐×紅白スペシャルメドレー」と題し「君のうた」「Happiness」を熱唱した。白組司会の櫻井翔(36)は「最高でした! サザンもMISIAも夢みたいでした!」と興奮気味に語った。

紅白では、グループとして10年から5年連続で白組司会を務め、近年では16年に相葉雅紀(36)、17年に二宮和也(35)そして今回はの櫻井が白組司会を務めてきた。結成20周年の節目を迎えた18年について、大野智(38)はリハーサルの際、「結構5人でいたなというのが印象的。デビュー日(9月15日)に5人で会ったりとか。来年もツアーがあるから、よりいるんだなと。毎年会う回数が増えている」と仲の良さを強調した。

歌唱前、メンバー5人で東日本大震災の被災地・飯舘村にロケに行き、うどん店で食事をしたり、地元の人々と触れ合う模様を収録した映像が流れた。松本潤(35)は「災害が多かった平成。今なお頑張っている方がいる。未来に伝わるステージになれば」と思いを語っていた。

平成最後の紅白歌合戦。相葉は「平成の記憶しか、ほとんどない。自分の、ほとんどは平成」と感慨深げに語った。大野も「ほぼ平成で育った。忘れられないだろうな。歌わせていただくのだから、やっぱり勝ちたい」と意気込んでいた、言葉通り、平成最後の紅白への思いがこもったパフォーマンスとなった。