舛添要一前東京都知事(70)が、韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題で、韓国側が公表した動画の内容を受け、「この国に『法の支配』を要求するのは無理」と断じた。

韓国国防省は4日、韓国側の従来の主張をまとめた内容の動画を公開。日本の哨戒機が駆逐艦に向かって「低空飛行」をした目的が不明だと指摘し、謝罪を要求した。

舛添氏はツイッターを更新し、「韓国が公表した映像は、国際的に証拠を示すというよりも、国内世論の支持を得るためのものである」と指摘。「杜撰すぎるし、事実やデータではなく、感情で決着しようとする手法、この国に『法の支配』を要求するのは無理。本来は実務レベルで解決すべきであるが、感情論なので政治的解決しかないのかもしれない」と私見を述べた。