5人組男性歌謡グループ「純烈」のコーラスと振り付けを担当する友井雄亮(38)が、交際女性に暴力を振るい、3000万円の使い込みをするなどのトラブルを起こしていたと今日10日発売の週刊文春が報じている問題で、友井が11日、都内で会見を開き「僕としまして女性に方々に許されることをしていない。活動は今回、この件は僕の1件でして『純烈』のスローガンに反する行為をした。脱退し芸能界から身を引きます。引退します」と脱退と引退を宣言した。

友井は「この度、傷つけてしまった女性の方々、ご家族の方々に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。週刊誌に書かれているトラブルは事実でございます」と謝罪した。

その上で「これまで『純烈』として一生懸命頑張ってきたメンバー、家族、事務所、レコード会社、各関係者の方々、僕らと一緒に支えてくれたファンの皆さまに、こんな形で信頼を裏切る行為をし、大変申し訳ありませんでした」と謝罪を繰り返した。

「生き方、考え方が甘かった、ずるかった自分が、こういう結果を招いたと痛感しております。正直に全て話し、もう2度とこんな過ちを犯さないよう、償いながら生きていこうと考えております」と頭を下げた。

◆純烈(じゅんれつ) 「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」「志を変えずに最後まで貫く」の意味を込め命名。10年6月に6人組で「涙の銀座線」でメジャーデビュー。12年には当時のレコード会社との契約が切れ、歌う場所を求めて健康センターやスーパー銭湯などで活動するようになり、次第に人気を得た。16年末にコーラスの林田達也が家族の介護のため卒業し5人組に。17年には8枚目のシングル「愛でしばりたい」がオリコンデイリーCDシングルチャート1位に。昨年は念願の紅白歌合戦に初出場した。