男性歌謡グループ「純烈」の元メンバー友井雄亮(38)にDVを受けていたとされるA子さんが、15日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の取材に応じた。

友井は今月11日に行った会見で女性に対するDVについて「殴ったり蹴ったりした。けんかの延長だったり…。それを抑える強さがなかったのだと思う」。きっかけについては、過去のことでと、記憶が曖昧のような様子で「別れ話とか、たわいもないけんかだったか。浮気も多々あったと思う」と説明していた。16年に「誓約書」を書いたことで、いったんは2人の関係が絶たれたが、今回の報道で再びA子さんとあらためて事案を協議することになった。

A子さんはミヤネ屋の取材に「事実を話すのかなと思っていたら、やっぱり自分をよく見せる会見になっていたのかな」としつつ、DVについて、友井は会見で「物を使ったことはない」と話していたが、実際は「木製のハンガーが壊れるまで後頭部を殴られたりしたこともあった」。また、流産については会見ではDVとは関係ないとしていたが、A子さんは「強く手を引っ張り回され、引きずり回されて、次の日に流産した。それが原因だと思っている」と明かした。

代理人弁護士も取材に応じており「事実とは異なる部分があり、ショックを受けている」とした。

A子さんの代理人弁護士は、友井の謝罪会見が行われたあとに、マスコミ各社に「平成28年に友井雄亮氏が作成した誓約書が週刊誌に掲載されていますが、この誓約書に関しては友井雄亮氏が保管していたものが流出したものであり、誓約書の流出に関してはA子及びその関係者は全く関与しておりません」と説明。さらに最近のA子さんの最近の様子として「事件の傷を癒やそうと日々平穏に暮らしていたところを、突然の週刊誌報道によって、現在、外出もできず、仕事はもちろんのこと心身の故障により日常生活に支障を来している状態です」としていた。