杉咲花(21)主演のテレビ朝日系ドラマ「ハケン占い師アタル」(木曜午後9時)の17日初回の平均視聴率が12・1%(関東平均)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

イベント会社を舞台に、他人の悩みや原風景などあらゆるものが見える派遣社員のアタルが、その特殊能力で正社員たちの悩みを解決していくコメディードラマ。

共演は小沢征悦、志田未来、間宮祥太郎、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博。「家政婦のミタ」脚本家の遊川和彦氏が、脚本のほか初めて連続ドラマの演出を担当する。

イベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチームに、新しく派遣社員の的場中=アタル(杉咲)が加わる。アタルは社会人経験がなく、教育係となった正社員の神田和実(志田)の下で雑用から覚え始める。しかし部長の佐々木匠(及川)からいきなり困難な指示が出される。Dチームが請け負う新商品イベントに50人の赤ちゃんを呼び、笑顔の集合写真を撮りたいとクライアントが要求しているというのだった。無理難題と分かりながら、部長の大崎結(板谷)は断り切れずに引き受けてしまう。

初めて運営を任された神田は自分の意見も言えず、会議室すら確保することができない。そんな神田にアタルは不可思議な言動を取る。