俳優白洲迅(26)が21日、都内で映画「BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ-」(原桂之介監督、2月8日公開)完成披露イベントに出席した。

不始末の末タイで性転換と全身整形を受けさせられたヤクザたちが、3人組アイドルとしてデビューする異色のコメディー。ヤングマガジンで連載された漫画「Back Street Girls」を、多くの任侠映画を手掛けた東映が映画化した。

ヤクザ役に初挑戦した白州は「そこにまずハードルがありました」と回想。演じるにあたり、父親が見ていた東映の任侠映画を鑑賞したというが「この映画がぶっ飛んでるから…参考になったかな」と苦笑した。

性転換前のヤクザを白州、柾木玲弥(23)花沢将人(29)、性転換後のアイドルを岡本夏美(20)松田るか(23)坂ノ上茜(23)が演じた。白州が「こんなに役に対して誰かと話すことはなかったので、いい経験でした」としみじみ語る一方、白州演じるヤクザの女体化後を演じた岡本は「迅くんのお酒の飲み方から泣き方まで研究しました。最後の方は口が悪くなりました」と苦笑い。松田も続けて「電車で足が開いちゃって」と役作りの弊害を明かし笑った。

イベントでは女性メンバーが「ゴクドルズ」として初めて観客前でライブを行った。2月13日に発売するアルバム「IDOL Kills」でデビューも決定しており、この日は収録曲からメドレーで3曲を歌唱。途中から男性メンバーもダンサーとして参加し、会場の200人を盛り上げた。