木村拓哉(46)が22日、都内で行われた「リーバイスエンジニアードジーンズ」の新CM発表会に出席した。中国出身の歌手リア・ドウ(22)とともに、新CMに出演する。

99年に同商品が誕生した際にも広告に起用されたという木村は、「20年近く時がたちまして、また参加させていただくことに喜びを感じています」と話した。04年の映画「2046」で共演した中国出身の歌手フェイ・ウォン(49)の長女であるリアとの共演を受け、「リアさんと共演できることがうれしかったです。お母さんとご一緒していますので、ストーリーを自分の中で勝手に感じていました」と喜んだ。

CMは、リアから「最近踊ってないんじゃない?」と誘われ、木村が「そう思う?」と応じ、電車の中で2人でダンスするという内容。リアは「相手は木村さんなので、最初はとても緊張しました。監督からソロでも踊りましょうと言われてどうしようと思っていたのですが、木村さんに『思い切ってダンスしてみて』と励ましていただいて、やることができました」と感謝した。木村は、「リアさんは最初はどうしよう、という感じでしたけど、さすが音楽を自分から作られている方なので、音が流れたら体が自然と動いていた。楽しく撮影できました」とたたえた。

インターネット上で公開される1分45秒間のフルバージョン動画では、木村がリアに“壁ドン”するようなシーンもあり、見るものの想像力をかき立てるような内容になっている。動画内での2人の関係性について聞かれ、木村は「この関係性は…不思議な関係性ですよね。まあ、お母さんのことも知ってますからね…」と言い、笑いを誘った。リアも、しばらく考えた後に「木村さんの感想と一緒です」と照れ笑いするだけだった。