鹿児島テレビでは開局50周年記念ドラマとして「前田正名-龍馬が託した男-」を制作。2月5日の放送を前に主演の迫田孝也(41)らが参加して鹿児島市内で制作発表と試写会を行った。

10代のころ密使として薩長同盟にかかわって坂本龍馬から日本の将来を託され、明治に入った後は地方産業の振興で名をはせた薩摩藩士の前田正名を描いた物語。主演の迫田をはじめ、鹿児島出身や鹿児島にゆかりのある俳優、スタッフが参加している。

NHK大河ドラマ「西郷どん」では出演のほか、薩摩ことば指導も担当した迫田は「故郷鹿児島を背負っているドラマ。隠れた薩摩の偉人をたくさんの人に知ってもらいたい」とドラマの魅力を語った。

鹿児島での放送の後、九州各地の局でも放送される予定。