英ロックバンド、クイーンが来年1月に、約3年4カ月ぶりの来日ツアーを行うことが16日、分かった。通算10回目の来日は、ボーカリストに米歌手アダム・ランバート(37)を迎え、過去最大規模で開催される。

興収124億円を超えるなど映画「ボヘミアン・ラプソディ」のロングヒットを受けて、ついに来日公演が実現した。今年の夏からスタートする世界ツアー「ラプソディ・ツアー」の一環として、来年1月25~26日にさいたまスーパーアリーナで、同28日に京セラドーム大阪、同30日にナゴヤドームの4公演を予定し、ドーム公演も05年以来15年ぶりとなる。

ドラムのロジャー・テイラー(69)は「日本はクイーンにとって、いつでも特別な国。その日本にまた戻り、最新のツアーができるのが待ち遠しいです」。ギターのブライアン・メイ(71)は「日本とクイーンのつながりは、ある意味伝説。映画の日本での成功は、類をみない強い結びつきを私たちに感じさせます。約50年前、最初に私たちを認めてくれた国・日本に、また戻れることはとても感慨深いです。スバラシイデス!」とコメントしている。