米女優デミ・ムーア(56)が、自身の半生をつづった回想録「インサイド・アウト」を9月に出版することが明らかになった。

ムーアは米国の出版社ハーパー・コリンズと9年前に回想録の出版契約を交わしていたが、このほどようやく出版する運びとなったことが発表された。

本書では2000年に離婚した2番目の夫で俳優のブルース・ウィリスやその後再婚したものの13年に離婚した俳優アシュトン・カッチャーとの関係についても触れられているという。

映画「ゴ-スト/ニューヨークの幻」(90年)で大ブレークし、ハリウッドのトップ女優となったムーアは、90年にウィリスと再婚して3人の娘をもうけるも離婚。その後は美しいボディーと若さを保つために全身整形を行ったことが報じられ、16歳年下のカッチャーとのラブラブ再婚が話題となったものの女優としてはヒット作には恵まれずに山あり谷ありの人生を送ってきたことで知られている。ムーアという女性の弱さや強さ、そして自己受容の旅を通し、読者は驚かされて突き動かされる内容になると出版社は語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)