歌舞伎俳優中村獅童(46)が27日、千葉・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議」(28日まで)で、超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」を上演した。

4回目の超歌舞伎となる獅童は「やるたびに濃くなって進化している。毎年来てくださるファンの方もいるので、何とか期待に応えられるようにしたい」と話した。

今年8月には京都南座で超歌舞伎の1カ月公演を控えている。「ニコニコ超会議から始まったものが、南座でやらせてもらえること、感激しています。全身全霊でやるしかいない」。

令和に向けて獅童は「ここ数年は自分が企画したこと、新しい歌舞伎を作ってきました。スタートラインに立った気持ちで、初心を忘れず、駆け抜けていきたい」と話した。