米歌手マライア・キャリー(49)が19日、南フランスで開催中のカンヌ国際映画祭でスイスの高級腕時計ブランド「ショパール」主催のパーティーにサプライズ登場してパフォーマンスを披露し、ゲストを喜ばせたもののある行動が物議を醸している。黒のキラキラ輝くロングドレスで登場したキャリーは圧巻の歌声で集まった人たちを楽しませていたが、パフォーマンスの途中で突然スタッフ数人がステージに上がってその場でキャリーのメークを直し始めたというのだ。

ある人はキャリーの鼻のあたりにパウダーをはたき、ある人は髪の毛を直し、またある人は扇子で顔をあおいだりと舞台裏さながらに観客の前で堂々とメーク直しする様子はバラエティー誌の記者のインスタグラムに、「もちろん、マライア・キャリーだから30分の舞台でも途中でメークのタッチアップはするよね」と皮肉たっぷりなコメントと共にアップされている。また、パフォーマンス中にプラスチックのカップから水を飲んだ際には、「ダサく見えちゃうから写真に撮らないでね」とも語る様子もツイートされており、数々のディーバ伝説を持つキャリーがまた新たな伝説を作ってしまったようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)