米映画「ファンタスティック・フォー」シリーズや「シン・シティ」(05年)などで知られる女優ジェシカ・アルバ(38)が、ラブシーンの撮影では必ずテキーラを飲んでから撮影に挑んでいることを明かした。

08年に結婚した撮影技師のキャッシュ・ウォーレン氏と共に夫婦そろってポッドキャスト番組「ザ・スキニー・コンフィデンシャル・ヒム&ハー」に出演したアルバは、夫が同じ業界で働いているので1日15~16時間もの長時間に及ぶ撮影がある女優業に対して理解があるとコメント。

しかし話題がラブシーンに及ぶと、俳優ピアース・ブロスナンやブルース・ウィリスらといわゆるぬれ場シーンを演じてきたアルバは、「2人とも魅力的な紳士だった」と前置きした上で、「(実生活で)性行為を行うとなった時には相手の全てを感じ取って肌の匂いを嗅いだりできる相手とだけするけど、撮影ではそう見えるように演じないといけない。時には毎日のように同じことをやらないといけないし、ピークを迎える瞬間をアングルを変えて撮影するために何度も再現させられることもある」と嫌悪感をあらわに。それに対して夫のウォーレン氏が、「あんなにホットな男性たちとラブシーンができるなんてうらやましい」と語って困惑させる場面もあったが、「監督やスタッフが見ている中であかの他人とラブシーンを演じることは苦手で気持ち悪いと感じる」と話し、「100%プロ失格だけど、テキーラのショットで気を紛らわせているのよ」とラブシーンの撮影の裏側を明かした。(ロサンゼルス=千歳香奈子)