元欅坂46の今泉佑唯(20)が、映画「転がるビー玉」(宇賀那健一監督)にメインキャストとして出演することが28日、分かった。

同作は、ファッション誌「NYLON JAPAN」創刊15年プロジェクトとしてこのほど製作が決定した。東京オリンピック(五輪)が近づく、渋谷を舞台に、古い家で共同生活する3人の女性が、夢を追い求めながら悩み、もがき、ささやかな日常を過ごしていく。今泉は恵梨香を演じ、女優吉川愛(19)が愛、女優萩原みのり(22)が瑞穂を演じる。

今泉は「恵梨香という役柄は、とても真っすぐな女性だと思います。目を背けたい現実や、決して逆らえない速すぎる時の流れに必死にもがきながらも、夢をかなえるために今できることに没頭する彼女の姿に、すごく心を打たれました」と話した。「かなえたい夢があるけれど、一歩を踏み出す勇気がない方、夢を諦めかけてしまっている方。『転がるビー玉』は、そんな方の背中をそっと押してくれる作品かなと思います。私も恵梨香のように、これから始まる撮影に全力で臨みたいと思いますので皆様、ぜひ劇場でご覧いただけるとうれしいです」とアピールした。