4人組ロックバンドKANA-BOONは19日、公式ホームページで、ベースの飯田(めしだ)祐馬(28)が精神的な病気のため、一時音楽活動を休止することを発表した。

当面は3人で活動していく。

飯田をめぐっては今月13日に、同5日から音信不通状態で、家族が警察に捜索願を出していることが明らかになった。15日に予定していた5周年企画ライブが中止されるなどしたが、同15日深夜に、家族から本人が帰宅したとの一報があり、無事が確認されていた。

発表によると、このほど所属事務所が飯田本人と話し合いの場を持ったといい「音信不通になった理由として、音楽活動の中での、個人的な不安やプレッシャーが原因であったと確認することができました。また、本人と話し合いを進めていく中でも、体調が不安定な状態が見られたため、医療機関にて受診したところ、精神的な病気だということがわかりました」と明かした。

飯田はしばらく治療に専念、音楽活動を休止し、今後については「本人が心身共に健康な状態に回復するのを待ってから、改めて話し合う予定です」としている。

同バンドは、今月23日の東京・渋谷WWW X公演をよていしているが、当面はサポートベーシストを迎えて、3人で活動していく。今夏や10月に音楽フェスなどのイベント出演も決まっているが、所属レコード会社によると、復帰に関しては本人の体調を見て相談しながら、判断していくという。