二階堂ふみ(24)亀梨和也(33)がダブル主演したフジテレビ系連続ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(木曜午後10時)の最終回が20日に放送され、視聴率が7・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。前回の6・2%より1・7ポイント上昇した。

初回から7・8%、6・4%、6・6%、6・7%、6・7%、6・8%、6・2%、5・2%、6・2%、6・2%だった。

原作は、累計400万部の小説「姫川玲子シリーズ」。二階堂は、ノンキャリアでありながら、27歳で刑事補に昇進した警視庁捜査一課殺人捜査第十係主任の姫川玲子を演じた。

姫川は高校時代にレイプされた過去を持ち、現在も当時の記憶に悩まされ続けていた。親身になって励ましてくれた女性刑事が、犯人逮捕の際に命を落とし、その遺志を継ぐ思いもあって刑事になった。

年上の部下となる巡査部長の刑事、菊田和男を亀梨が、天敵の関係となった捜査第八係主任の勝俣健作を江口洋介(51)が演じた。

「姫川班」が解体され、姫川は池袋東署、菊田は千住中央署に異動して迎えた最終回。池袋付近で暗躍する裏社会の者たちを次々に殺害し震撼(しんかん)させている“ブルーマーダー”が登場。その手口は何らかの武器を用い、全身の骨をバラバラにするという残忍さだ。

事件を追っていた姫川は、勝俣とバディを組む元姫川班の葉山則之から“ブルーマーダー”の正体がわかったと連絡を受ける。そんな時、池袋のホテルで警察官も被害を受ける発砲事件が発生。現場に急行した姫川は、近くの公園に身を潜めていた元警察官の木野一政を発見、確保するという展開だった。