シリーズ9部作の完結編「スター・ウォーズ エピソード9」の邦題が「スカイウォーカーの夜明け」と決まった。41年前の第1作日本公開日に合わせ、24日午前0時に発表された。

J・J・エイブラムス監督(52)が「これは1つの映画ではなく、9本の映画の終わりです」と明言している通り、シリーズを貫くスカイウォーカー家の名前を前面に出したタイトルとなった。

第1作からシリーズに関わっている元20世紀フォックス・ジャパンの古澤利夫さんは、1978年6月24日、41年前の公開初日のことを今でも鮮明に覚えているという。「午前6時、京橋にあったテアトル東京に着くと、劇場前から脇の公道まで長蛇の列で、1000人くらいいたと思います。劇場内もオープニングのファンファーレだけでどよめく興奮状態でした」と振り返る。

完結編が公開される今年は、米カリフォルニアのディズニーランド・パークに「スター・ウォーズ・ギャラクシー・エッジ」がオープン。8月には世界で200万人以上を動員した展覧会「STAR WARS identities」が日本上陸するなど、新たなメモリアル・イヤーの様相を呈している。

「スカイウォーカーの夜明け」は12月20日、日米同時公開される。