7月9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)のお別れ会が4日、東京ドームで執り行われ、多くの芸能界関係者が参列した。

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ジャニーズ事務所出身の俳優中村繁之(52)が参列後、取材に応じた。

中村は、82年にジャニーズ事務所に入所した。「その頃はほめられたけれど、後は怒られたことしかない」と明かした。一方で「でもそれがものすごく自信になったと思うし、ジャニーさんが言う“ショー・マスト・ゴー・オン”の精神は、ジャニーズを離れても根幹になっています」と感謝した。

少年隊のミュージカル「PLAYZONE」では、舞台設営が間に合わなかったことがあり「『YOUたちもう帰りなさい』と言われたけど、間に合うんですかと聞いた時に『ショー・マスト・ゴー・オンなんだよ』と言われました」と懐かしんだ。

また、ジャニー氏の人柄についても紹介。ソロデビュー時のジャケット撮影では、ジャニー氏のコンセプトにより、刈り上げにはちまき姿となったが「『すし屋みたいだね』と言われて。ショックだったし、理不尽に感じました。助言してくれたらよかったのに」と苦笑した。

最後は「また会いたいし、何かひと言言ってほしいな。何年前か分からないけれど、『YOU変わらないね』と言葉をかけられたのが最後です」と話した。