ディーン・フジオカ(39)松下奈緒(34)が主演を務める映画「エンジェルサイン」(北条司総監督、11月15日公開)で、2人が主題歌を歌うことが22日、分かった。

同作は、世界108の国と地域から寄せられた「サイレントマンガオーディション」作品から選び抜かれた受賞作品の実写化映画。受賞作5作に「プロローグ」「エピローグ」を加えた長編オムニバスだが、全編せりふなし。映像と音楽のみでストーリーが展開していく作品となっている。 ディーンはタカヤ、松下はアイカを「プロローグ」「エピローグ」で演じる。両作は漫画「キャッツ・アイ」「シティハンター」などを手がけた漫画家北条司氏自らがメガホンを取っている。

主題歌タイトルは「Chasing A Butterfly feat.Nao Matsushita」。ディーンが作詞作曲を手がけた。タカヤが残した楽曲“エンジェルサイン”の次に、「もしもタカヤがもう1曲だけ作っていたとしたらどんな楽曲を紡ぎ出したのだろうか?」という想像から制作はスタートしたという。「例え命が尽きても、相手を思う気持ちは変わらず、未来に向かって歩んで欲しい。そう切に願う登場人物たちの気持ちに寄り添いながら、この映像作品を象徴するような主題歌を生み出すべく制作に当たりました」。

松下は「今回、ディーンさんが作詞作曲され、2人で歌える事がうれしかったです。初めて楽曲を聞いた時からメロディーがずっと頭から離れず、気づいたら口ずさんでいました」。ピアノも担当。「アイカのタカヤを思う気持ちをピアノにのせました」と語った。