女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の25日に放送された第153回の平均視聴率が21・1%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第139回の23・8%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、大忙しで制作していた「大草原の少女ソラ」の放送が終わり、放送後、マコプロではなつや麻子(貫地谷しほり)、ミルコス社長の松武博(大泉洋)らが集まり、打ち上げパーティーが行われた。そこで松武社長から「ぜひ次回作を作って欲しい」とお願いされた。その後、なつの音頭で乾杯が行われ、下山(川島明)や陽平(犬飼貴丈)や神地(染谷将太)ら、それぞれが作品の過程を思い出しながら、さまざまな思いを語った。翌日、なつの仕事が一段落したことで富士子は十勝に帰って行った。そしてなつは咲太郎(岡田将生)に呼び出され、千遥の店に向かった。するとそこには亜矢美(山口智子)と咲太郎が座っていた。亜矢美は、また新宿にお店を出すことを2人に告げると咲太郎は「ムーランルージュの復活だよ」と喜んだ。そして夏休みになり、なつと坂場(中川大志)、娘の優(増田光桜)、それに千遥(清原果耶)と娘の千夏(粟野咲莉)の5人は十勝にやって来た、という内容だった。