18日に日本でも公開となるディズニー映画の新作「マレフィセント 2」で、4年ぶりにカムバックしたアンジェリーナ・ジョリー(44)が、昨年夏に本作がクランクインした時の心境を明かした。

ジョリーは米ピープル誌のインタビューで、「ここ数年は、本当に辛い時期でした。困難に直面し、自分を強いと感じることができなかった。もう、心がボロボロでした。魔女であるマレフィセントの強さを再び感じるのに、しばらく時間がかかりました」と明かした。

2016年に破局したブラッド・ピットとの離婚成立に向けて、話し合いが続いていると報じられる中、ジョリーは最近、フランスの雑誌で、ピットとの関係が終わった時の心境を振り返り、「自分が小さく、取るに足らない存在になったように感じ、深い悲しみに襲われました。私は傷ついていた」と、初めて心情を吐露していた。 

そんなジョリーにとって、内面の強さの源はやはり、「子供たちへの愛」。ロンドンで開かれたプレミアには、今年9月に大学へ入学した長男マドックスを除く、5人の子供たちも出席し、注目を集めた。

ロンドンでの撮影中は、子供たちもセットを訪れていたというが、ジョリーは、「誰も俳優になりたがらないの。子供たちは、ビジネスや慈善事業などに興味があるみたいです」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)