秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントが29日、東京・中野HOPEで、オムニバス公演(11月4日まで)の初日前、会見を行った。

会見には安倍乙、国森桜、湯川玲菜、前田悠雅、谷口愛祐美、仲美海、樹亜美、八鍬乃々が出席した。女性劇団員8人が4人ずつ2組に分かれ、「カラフルボックス」と「白の待合室」の2演目を、出演者をシャッフルしながら上演する。17年の旗揚げ公演以来、同劇団のオリジナル公演は全て男女の劇団員が出演していたが、今回は女性キャストのみの作品に初挑戦となる。

前田は「女性だけだと、稽古場で差し入れのお菓子がなくならないんですよ。いつもは奪い合いで、すぐなくなっちゃうので…」と笑顔で明かした。樹は「楽屋で着替えを気にしなくていいから楽です」とコメント。谷口は「女子だけだから、いい匂いがするんです」と明かした上で、「あっ。決して、男子劇団員がくさいってわけじゃないですよ!」とフォローし、笑いを誘っていた。

それぞれの劇団員が、劇団外のテレビ番組やドラマ、舞台に出演して経験を積んでいる。安倍は「オオカミくんには騙されない」、前田は「恋愛ドラマな恋がしたい」と、AbemaTVの恋愛リアリティー番組にそれぞれ出演した。谷口は「乙ちゃんと悠雅ちゃんは、それぞれ番組に出て恋を知って、いい女になって帰ってきた」と明かした。前田は一度「フフッ」と笑った上で、「そういった(成長した)部分が出せてたらいいなと思います」と意気込んだ。