レディー・ガガが6日、気管支炎などで体調を崩し、ラスベガスのMGMパーク・シアターで行われている「Enigma」公演を急きょ、中止したことがわかった。

ガガはツイッターで、「たくさんの人たちが来て下さったのに、今夜は演奏できなくて打ちひしがれています。鼻炎と気管支炎で体調がとても悪く、悲しい。皆さんを決して失望させたくはないんです」とメッセージ。

さらに、「今夜は病気であまりにも体が弱っていて、演奏できません。小さなモンスターたち、愛してる。この穴埋めは必ずします。約束よ」とした上で、ホテルの部屋で腕に静脈注射を受けながら、治療用の器具を口にくわえている写真も公開した。グレーのスエット姿のガガは、ファンに申し訳なさそうに顔を手で覆っている。

昨年12月より開始したラスベガス長期公演だが、中止を余儀なくされたのは今回が初めてのこと。8日と9日の公演が予定通り行われるかどうかは、今のところ不明となっている。

ガガは先月、演奏中にステージから転落する事故に見舞われ、全身をエックス線検査したが、何も異常はなかったことをファンに報告している。(ニューヨーク=鹿目直子)