斎藤工(38)が主演を務め、斎藤とお笑い芸人の永野(45)が企画、プロデュースした映画「MANRIKI」(清水康彦監督)の初日舞台あいさつが29日、東京・シネマート新宿で行われた。

斎藤は「3年以上、構想からかかっている。紆余(うよ)曲折を作品に詰め込めた。作品が発酵するのに必要な時間でした。長い道のりでしたが、みなさんに見てもらえることが1つのゴールでした」とあいさつした。

万力での小顔矯正術を描いた物語。コンプレックスについて、永野は「コンプレックスは武器になる。自分の芸風はコンプレックスが武器。それを映画に昇華できたのがうれしい」と話した。斎藤は「僕はよだれがものすごくて、わら半紙を溶かしたことがあります」と、学生時代に提出物をよだれでぬらしすぎてしまった過去を明かした。

ほかに、金子ノブアキ、SWAY、小池樹里杏、三田尚人が出席。金子は、ともにロックバンドRIZEを組む弟KenKenこと金子賢輔が、大麻取締法違反罪に問われ先月30日に有罪判決を言い渡されて以来、公の場に出るのは初めて。