King&Princeの平野紫耀(22)永瀬廉(20)高橋海人(20)が2日、東京・帝国劇場で、平均年齢15・5歳のジャニーズ若手タレントが多数出演する舞台「ジャニーズ・アイランド」に出演した。昨年7月に死去した同作のエターナル・プロデューサー、ジャニー喜多川氏(87享年)に向けて、新春の華やかなショーを届けた。

一般的には喪中となる2020年の年明けだが、3人の思いは1つだった。「何があってもショーは続けなければならない」。ジャニーズイズムの1つ、「ショー・マスト・ゴー・オン」だ。平野は「皆さんを笑顔にすることが僕らの使命。変わらず皆さんにショーをお届けしていきたいです」と力強く誓った。高橋も「ジャニーさんが見てくれているという感覚。身を引き締めて頑張りたい」、永瀬も「ジャニーさんの教えの通り、いつも通りの舞台を届けます」と続いた。

King&Princeは18年5月にデビュー。NHK紅白歌合戦にも2年連続で出場し、人気、認知度ともに上昇の一途をたどる。嵐が今年いっぱいでの活動休止を発表するなど、変革期にあるジャニーズ事務所の中で、次世代を担うと期待されるグループだ。

今年は、後輩のジャニーズJr.たちに初めてお年玉をあげたという。永瀬は「まさか20歳でお年玉あげるとは思いませんでしたけど、いいところを見せて、先輩らしく引っ張っていきたいです」と宣言。2020年も存在感が増していく。【横山慧】