5日に開かれた第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式でメディアの注目を集めたことの一つは、なんと言っても、元ゴールデン・カップルのブラッド・ピット(56)とジェニファー・アニストン(50)だろう。

ピットはレオナルド・ディカプリオと共演し、話題を呼んだ映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年)での演技で、ドラマ部門助演男優賞を受賞。

ユーモアたっぷりのスピーチで観客を笑わせた最後に、「今夜は母を連れて来たかったけど、隣に並んだ人は誰でも交際相手だとうわさされるから、出来なかった」とジョークを飛ばすと、カメラはすぐに元妻アニストンの方へ。小さくほほ笑みながらスピーチを聞いていたアニストンが、ピットのジョークに笑っている様子が映っていた。

2000年から5年間にわたり結婚していた2人だが、ピットが映画で共演したアンジェリーナ・ジョリーと不倫したことから、離婚へ。その後、アニストンは米俳優ジャスティン・セローと再婚するも、2017年に離婚。ピットも2016年にジョリーと破局し、間もなく離婚が成立するとみられている。

離婚以来、同じイベントに出席する度に一挙手一投足が注目されてきた2人だが、昨年はピットがアニストンの誕生パーティーに出席するなど、いい関係を保っているようだ。

ピットは授賞式前のインタビューでも、「今夜はジェニファーとも顔を合わせるだろうね。彼女はいい友達だよ」と話していた。その後の報道によると、2人はそれぞれ、授賞式後のアフターパーティーにも出席し、別々に会場を去ったという。(ニューヨーク=鹿目直子)