俳優前田公輝(28)が8日、大阪市内で、舞台「天才てれびくん The STAGE~てれび戦士REBORN~」(23~26日、ヒューリックホール東京、2月1~2日、クール・ジャパン・パーク・大阪WWホール)の取材会に出席した。

NHK・Eテレの人気子ども番組「天才てれびくん」が初舞台化される。同番組に出演していた前田ら「てれび戦士」や、NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」で9年間、歌のお兄さんを務めた横山だいすけ(36)らが出演する。

前田は03年から3年間、てれび戦士を務めた。舞台化に「夢のような舞台。こんなことが起こるんだな」と喜んだ。てれび戦士との共演に「稽古ではみんなスキルが高い。他のキャストの圧倒的な頼もしさにより感謝、尊敬です」と話した。

当時を振り返り「頭の回転を培いました。ものごとをすぐ考えられる能力」といい「アイドルみたいなことをやっていて、小6で黄色い声援を覚えて、鼻が伸びていたと思う」とも振り返った。「NHKの玄関にジャニーズJr.のファンがいっぱいいて、鼻が伸びてるので『もしかして(自分のファン)』と思った」。サインに応じると「Jr.の方ですよね」と言われ、ショックを受けたという。

「アイドルみたいなことをやって、いろんな仕事をやらせてもらって、役者が楽しい。これで食べていけたら」と思うようになった。昨年10月に映画「HiGH&LOW THE WORST」に出演。「新しく知ってくださる方が増えて、インスタのフォロワーが倍になった」。20年の目標は「太陽みたいな人になりたい」と語り「日々の活力になってもらえるには、太陽みたいになりたい。新しいファンの方々にも僕を見て幸せになってほしい」と話した。

「天才てれびくん」を見ていたファンが子どもを連れて舞台を見にくるかもしれないことに、前田は「そういう方がいたら一番うれしい」と楽しみにした。