米俳優ジョニー・デップ(56)主演で70年代に熊本県水俣市で発生した日本の公害病の1つ水俣病を題材にした映画「ミナマタ」がこのほど、ベルリン国際映画祭で初お披露目された。

水俣病を取材していた写真家ユージン・スミス氏をデップが演じ、日本からも俳優真田広之、浅野忠信らが出演している。デップは会見で「水俣で起きたことは信じがたいことだった。これは伝えるべきものだと思う」と語った。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)