文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)の月曜パートナー、阿佐ヶ谷姉妹を取材した。2人は今春から同番組のレギュラーとなったが、新型コロナウイルスが本格的に広がり、数回のスタジオ出演ののち自宅からのリモート出演になってしまった。

タイムラグが発生するためスタジオとの掛け合いにうまくいかない部分はあるものの、放送を聞いていると2人がリモートならではの楽しませ方を提案しようとしていることが分かる。

渡辺江里子(47)は、「自宅なので」と水着の上にエプロンのみを身に付ける露出度高めの“水着エプロン”を披露。また、この日は通信状況の関係で渡辺と木村美穂(46)は別室からの出演に。得意の歌も輪唱のようにずれていたが、それもこの状況ならではで面白く感じられた。どんな環境でもやってみようという2人の心意気もよかった。

放送後、スカイプで2人に話を聞くと「(自宅和室の)ふすまの前でばっかりお届けしちゃって申し訳ない。おしゃれな背景が欲しいわね」(木村)「明治時代だと思われちゃうんじゃない?」(渡辺)と、この状況下のリモート出演にもどこか楽しげな答えが返ってきた。

2人のほんわかとしたムードに癒やされたのと同時に、モニター越しではあるが、久しぶりの対面取材に明るいエネルギーをもらった。【遠藤尚子】