お笑い芸人のたむらけんじ(47)が、新型コロナウイルスの緊急経済対策として政府が給付する10万円を使う「10万円基金」の創設を断念したことを報告し、「また、違う形でコロナ撲滅に貢献したいと思います」とした。

たむらは先月18日、ツイッターで「申請したら国が10万円くれるみたいやけど、最初は申請しないとこうと思ったけど、国に預けてても何使われるかわからんし、スピード感もないので、その10万円がなくても踏ん張れる皆さんを集めて『10万円基金』みたいなん作られへんかな。どうやろ?」と提案していた。

しかし8日、インスタグラムで「皆さんからたくさんご意見を頂いた『10万円基金』なんですが、今回は断念する事に決めました」と報告。「僕なりに色々と動いてみたのですが、皆さんから預かる大切なお金に対して100%責任を持つ事が出来ない可能性があるので、それなら基金は立ち上げられないという結論に至りました」と説明し、「また、違う形でコロナ撲滅に貢献したいと思います」とした。

自身は給付金10万円の使いみちを「大阪に育てられた人間なので『大阪府新型コロナウイルス助け合い基金』に預けようと思います」とし、「皆さんも10万円は必ず受け取って、各々最高の使い方を考えてみてください!」と呼びかけた。